寝ない子ママより
ご挨拶


はじめに

このブログに記してあるのは、わたくし、なおっぺが長男育児中に「寝ない・ずっと抱っこ育児」を体験して感じたこと、 試したことの一部です。

長男を出産したのは2001年のこと。当時はインターネットは余り身近なものではありませんでした。

(主人の仕事柄)パソコンが家にあった私は、検索サイトを開いては、「寝ない 赤ちゃん」という言葉を 何度も何度も調べていました。

でも、当時のウェブサイトはパソコンに強い人、要するに「男性」によるサイトがほとんど。 女性、しかもママが作ったサイトなどほとんどありません。

なのでいくら検索をかけても、寝ない、泣きわめく、ずっと抱っこ、なんていう赤ちゃんの情報などヒットする訳もありません。
多分、このサイトを今読んでいるママ達と同じように、泣きながら、歯を食いしばりながら、不安でたまらない気持ちを抱きながら、育児を頑張ってきたのです。

そして2006年。「寝ない子の為の情報が無いのであれば、私が作ろう」と、 「寝ない子ママの小道具図鑑」を立ち上げました。
今では赤ちゃんが寝ない事に関するサイトは沢山あります。ですがその当時、「寝ない赤ちゃんに関するサイト」は 私だけでした。
もちろん「寝ない子ママ」などという言葉はなく、私が勝手に造語として作り出してサイト名にした次第です。

なおっぺはひとりの普通のママであり、アマチュアのつたない文章だし、ここに書いてあることが全て正しいというわけではないとは思います。 育児の方法、乳幼児の成長の仕方は百人百様であり、もしかしたら「それは違うかも」と思うかたもいるかもしれません。
※なので、できるだけ「断定」の言い方はしていないつもりです。 もしも「断定」だと感じられる箇所があれば申し訳なく思いますが、そのような趣旨ではないことをご理解いただければと思います。

読んで下さっているママ達がこのブログから何かしらを感じていただき、 その中から少しでも役に立つ情報を選び、そして得てもらえれば…と思いから、ブログを立ち上げることを考えました。
下のFAQは、一主婦の一考察的、ものすごく一人芝居的FAQでございます。これを挨拶代わりに…。
どうぞよろしくお願いいたします。

寝ない&ずっと抱っこベビーお気楽FAQ

Q:寝ない赤ちゃんはうちだけですか?

A:いいえ。たぁーっくさんいます。ご心配なく♪
嘘だと思われるのであれば(苦笑)、ぜひ、なおっぺ掲示板をごらんになってみてください。

Q:一人で起きて静かにしている我が子を見たことがありません…。

A:たーーっくさんいます。そういう赤ちゃん。はい。

Q:育児本にこんな赤ちゃんのこと、書いてないですが(怒!)

A:ほんと、そうですよねぇ(怒!) なにが「ねんねの時期」だぁ~! こっそりと思っているのですが、(ほんと、偏見ですが) 昔の育児書は、「男性医師」もしくは、「バリキャリの女性」によって書かれたものが多いような気がするのです。 一昔前は男性優位の日本社会。その中で、きちんと赤ちゃんのお世話育児を「リアル」にやっていたかたがその育児書を 書いていたと思いますか…?私はそうは思えないんですよね。だからどことなく「虚構」「リアルじゃ無い」「絵空事」「きれい事」 が多いのでは無いのかしら。

Q:抱っこでないと寝ない赤ちゃんのお世話で、文字通り死にそうです…。

A:辛い気持ち良く良く分かります。ほんとに良くわかります。 サイト内の記事「俯きたくなった時に読む言葉」を読んで、良かったら一息ついてくださいませ。

Q:せっかく買ったベビーベッド。全然使用してません。高かったのに…。

A:そうなんですよねぇ。うう。とりあえず、使わなくなったらリサイクルショップにでも売って少しはもとを取りましょう…。

Q:我が子が寝ないのは、自分がダメだから?

A:いいえ。色々お世話してみてダメならば、それはその子の個性。抱っこされていないと不安な子もいれば、でーんと一人でもOKな子もいる。それだけのことだと思います。

Q:おっぱいばっかり飲ませています。どうしよう…。

A:私の「頻回授乳に対する考え方」を、ちょっと読んで見てください。どれがいいということは断言できませんが、 こういう考え方もありますよ!」

Q :何故か、ママが眠れなくなってしまった! 寝ないといけないのに!

A:そうなんです。ママが余りにも不規則な睡眠しかとれない状態が続くと、眠れなくなってしまう。 これ、よく耳にします。(科学的なことは余りよく分かりません。が、ホルモンのバランスが崩れてしまうんじゃないかと思います) 普段全然眠れない。我が子がようやく寝た! 早く寝ないと!!! そう思えば思うほど目が覚めて眠りに落ちていけない。体はドロのように疲れているのに!! 本当に人間の体は不思議。
「ママの不眠」というエントリーに、私の不眠体験談と対処法をのせてありますので、よろしければご一読ください。

Q:「ずっと抱っこ、大変ですね」と言われます。 ”大変”の4文字で済ませてほしくないのですが。 

A:ほんと、そうですよねぇ(うんうん)

Q:「後で良い想い出になるよ。今だけだよ」。周りはそう言います。 でも私は、今が大変なんです。今助けて欲しいんです!!

  A:ほんと、そうですよねぇ(うんうん!!!!!!)しゃーないしゃーない。周りはみなそんなもんです(泣)

Q:赤ちゃんとほとんど一心同体です。私は誰なのでしょうか…。(疲…)

A:優しいママです。一生懸命なママです。 もし私が側に行けるのなら、ママもベビも、ぎゅっと抱きしめてあげたい。 本当に本当にそう思いながらこのサイトを作っています。

Q:この子、ずっとこのままなの…?

A:いいえ。そのうちちゃんと抱っこしなくても大丈夫になります。 というか、もう小学生になったら(特に男の子なんて)ぎゅっと抱きしめることもかなわなくなったりします。
中高生になったら、抱きしめるなんて夢のまた夢…。そうなる前に、貯金抱っこ♪
実はうちの子供達、あれだけ寝ない赤ちゃんだったのに、今では朝、「起きてー!」と言ってもなかなか起きてこないような子です。 夜中はぐっすり。夜更かしもしません。いったいなんなんでしょうね。(汗)

Q:抱っこしている時間は、無駄ですか?

A:決してそうでないと思います。 私は、二人目育児をして初めて、「こんなに触れ合えるなんて、なんてラッキーなことだ!」と認識出来るようになりました。 一人目の時はいっぱいいっぱいでそんなこと思いもしなかった。言うなれば、「青春時代って振り返ってみると、ものすんごーーーーーい輝かしい」と思えますよね。でも、その時はその輝きに気付くことが出来ない…。 そんな感じかなぁ。でも、言えるのは、赤ちゃんに触れることができるのは、ものすごく幸運だということ。それだけです。

Q:寝ない赤ちゃんは発達が後れますか? 障がいを抱えているのでしょうか?

Aいいえ。一概には言えません。寝ない、泣きわめくという症状のなかには、「病気」という存在が潜んでいる可能性もあります。
心配になるママもいるかもしれませんが、自閉症などのお子さんは、睡眠障害を抱えておられるかたも少なく無いと聞きます。
でもこれは、「自閉症の子に睡眠障害のかたが少なく無い」イコール「睡眠障害(寝ない)赤ちゃんは全て自閉症だ」というわけではないと思っています。
実際、自分の子がほとんど寝なかった(新生児で大人の睡眠より短いと感じた)のですが、ちゃんと育っています。また、ネット上でたくさんの「寝ない子」のその後を読みましたが、「そのうち普通に寝るようになって、心身ともになにも問題ない」ということも多いです。 でもやはり気になる、ひっかかるようでしたら、定期的に小児科の先生に見てもらうのが良いと思います。 それで何もなければそれでよし。 もしなにか原因となるもの(発達の障がいや、身体的障がい)が見つかったのならば、早ければ早いほど良いのではないでしょうか。 その場合、いくつかの小児科に看てもらって、客観的に判断してもらうのが良いのではないかと思います。

Q:寝ない赤ちゃんは無理にでも寝かせるべき?

A:いいえ。寝る子と違い、「寝ない子を眠らせる」という行為が、ママや赤ちゃん双方にとって、ストレスになるのであれば、ベッドで眠らせようとせず、 自然にまかせておき、抱っこ等で過ごすのが、私は良いと思います。

Q:実母、義母が「寝ないと育たない」と言います。どうしたらよいでしょうか?

A:こちらは必死で寝かせようとしているのにね!  当事者じゃない場合、無責任に「寝ないなんてどういう赤ちゃん?」と言ってくることがありますよね。 「心配していただいてありがとうございます。 その気持ちがうれしいです。がんばりますね」とだけ答えておくというのはどうかなぁ。

Q:友人・実母・義母・兄弟姉妹が「抱き癖が付くから、抱っこはやめておいたほうが…」と言います。 どう言い返せばよいでしょうか? 

A:そういうの、「余計なお世話だよ!」と言い返せればどんなに良いか。上記と同じく、「心配してくれてありがとうね」の一言で済ませ、 ”具体的な反論”は避けておいたほうが無難かな…と思います。主義主張の水掛け論になりますので…。

Q:家事で手が離せません。赤ちゃんを泣かせっぱなしにしなくてはいけません。どれくらい泣かせても良いでしょうか?

A:何分以上泣かせたら、赤ちゃんにこれこれこういう支障がでてくるという、 明確な基準はもちろんないです。ママだって手が離せない時がたくさんありますよね~。私は大体10分~15分なら全くOKだと思っています。 その間泣かせておき、仕事が終わったら、「ごめんね~!」とぎゅっと抱きしめてあげればそれでよいと思っています。
もちろん、「その、放っておくが出来ない」とおっしゃるママの気持ちもよーーーく分かります。だって通報されるかもしれないし、 何より赤ちゃんの叫ぶような鳴き声を聞き続けるのは精神的に辛いですもんね。だから辛い。分かりますよ。

Q:抱っこで腕が痛くて仕方ないです…。

A:私も腱鞘炎になりました~(泣)
そのときの体験談や対策は、なおっぺの腱鞘炎対策に乗せています。
ずっと左手で抱っこしていて、左手首を酷使しすぎたようです。とりあえず、テーピングでしのぎましょう。ドラッグストアなどで手に入ります。 スポーツ選手などが手首を痛めたときにするアレです。アレ。
結構楽になります。 あとは、極力、片手で抱っこをやめ、スリングなどにいれて両手を自由にしてから 手を使うことをオススメします。

Q:抱っこばっかりで何も出来ないです…。

A:そうですよねぇ。私もそうでした。でも、出来ないばかりも言っていられないし。 とりあえずこのブログの「育児改善」を読んでみてください。何かヒントが見つかると良いのですが。


さて!
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