ずっと抱っこ・寝ない赤ちゃんの対処法

生後0ヶ月でも、1ヶ月でも、寝ない赤ちゃんは寝ません。
私の個人的な感想ですが、おそらくうちの寝ない子長男は「大人と睡眠時間と同じ」、ようするに6時間~8時間程度だったような気がするのです。
育児本には、「生後0ヶ月~3ヶ月あたりは、ねんねの時期なんて
書かれていますよね。
それを信じていたママ達(私を含め)は、もう裏切られた思いですよね。
このページでは、
- 赤ちゃんが寝ない、泣き止まない理由
- 寝ない赤ちゃんへの対処法

赤ちゃんが寝ない理由は?
巷では、赤ちゃんが寝ない理由について色々と言われています。
そりゃみんな知りたいです。理解したいです。
多く言われているのは…
- お腹が空いている(ミルクが欲しい)
- お腹が張っている(ガス・おならを出したい)
- げっぷが出なくて苦しい
- 暑い(湿度等)
- 寒い(乾燥等)
- 服が(濡れたり、ちくちくしたり)気持ち悪い
- うんち・おしっこが出てオムツが気持ち悪い
- 体調が悪い(発熱・発疹等)
- ヘルニア等の、身体的な痛み
- ママが恋しい・ママがいなくて不安
でもね。恐らくこのサイトを見に来ているママ達は、「それらの理由は、とっくの昔に”そうかもしれない”と思って対処してきたわ!」 というかたが多いのではないかと思うのです。
私もそうです。
おむつも綺麗、温度もばっちり、ミルクもたっぷり飲ませた。体重増加も良い。熱も無し。
それでも泣くんですよね。
もうね。そういうときは開き直って良いんじゃ無いかと思います。
結論。
- 泣きたいから泣く
- 母親と離れたくない
もうこう思っていないと仕方ない…。
「昨日、●●をしたら結構寝てくれた。もしかして●●が寝る理由では?」
そう過剰な期待をしては、裏切られる。
皆さんには心当たりありませんでしょうか?
その裏切られたときの心の落ち込み。私はものすごく知っています…。
うん。仕方ない。
あ、もちろん、体調等のチェックは全てこなしましょうね!


ずっと抱っこ寝ない赤ちゃんの対処法
赤ちゃんが寝ない理由は上に述べてみました。
では、元祖寝ない子ママとして、いくつかその対処法を書いてみたいと思います。
※もちろん、当てはまる、当てはまらない、効果がある、ない、は個性があります。
「育児は一筋縄ではいかない」「教科書通りにはいかない」
私は、以下の9つのポイントを挙げてみたいと思います。
- 寝ない赤ちゃんと向き合う
- ベッドで寝かせることを諦める
- 何はともあれ抱っこ紐利用
- 添い乳フル活用
- お風呂(沐浴)を工夫
- 赤ちゃんの入眠・起床を工夫
- 授乳時間をエンジョイしてしまえ!
- パパにヘルプを
- 頻回授乳でもいいじゃない!
①寝ない赤ちゃんと向き合う
- 赤ちゃん・新生児が寝ない!どうしたらよいでしょう?
- 寝たい寝たい寝たい寝たい寝たい。10分でもいいの。ほんとうに10分でいいから寝たいの」
寝ない子ママの願いは、これにつきるのではないでしょうか? でも、寝られない。 寝る時間もない。 そして、育児がしんどくてたまらない。
どうしようもないの!!
……はたしてそうでしょうか?
まだまだ、「育児が楽になる」可能性はないでしょうか?
本当に?
もしかしたら、自分で自分の首を絞めてしまうような、そんな育児にはなっていませんか?
本当は楽な道があるのに、睡眠不足と不安と疲れで「改革を実行する力」も失い、自ら、なんとなく、しんどい方法をとってはいませんか?
生か死か! もう本当にこの状態の今、はっきりいって『非常事態』です。
ここで『お金』を使わずしてどうする!
『頭』を使わずしてどうする!

というわけで、お金をだして苦痛が軽減するなら、お金を使いましょうよ。
工夫して乗り切れることがあれば、頭を使って工夫しましょうよ。
少し育児の方法を変えてみる。
そうすると、少し楽になるかもしれない。そして育児が楽になった分、
ママが少しでも睡眠時間を確保できる時間が長くなるかもしれません。
② ベッドで寝かせることを諦める

長い間この「寝ない子ママの小道具図鑑」を運営していると、 全国の寝ない子ママの悩みのキーポイントが何となくですが分かってきたように思うのです。
赤ちゃんを、ベッドで寝かせたい!!
そう。赤ちゃんをベッドで寝かせて、自分がフリーに動ける時間を作るのに、それはもう必死になってしまうんです。育児の掲示板を読んでいてもよく目にするんです。 「赤ちゃんがベッドで寝ないんです」
分かるんです。痛いほど分かるんです。
私がその「ベッドで寝かせたい」教の熱心な信者でしたから。
ぐちゃぐちゃの部屋。食器桶に使ったまま大量の汚れた食器。たまりにたまった洗濯物。アイロンがけ。
今日の夕飯作り。上の子がいれば、上の子の世話。
やらなくてはいけない家事は山ほどある!
だから、赤ちゃんを(抱っこではなく)ベッドの上に寝かしたい!!
何が何でも!!
赤ちゃんはベッドで眠るもんだ。そうじゃないとダメなんだ!! そうじゃないと私は何も出来ないんだ。
そう思い込んでしまうんです。
その呪縛から離れてみませんか?恐らくかなり楽になると思います。
私は、寝ない子長男の下の子の時、「赤ちゃんをベッドで寝かすことを諦める」できました。
この時のことは、下記のページに詳しく書いてあります。
③何はともあれ抱っこ紐利用

当たり前ですが、一日中母子密着生活をするということは、ずっと抱っこするということです。 ですから、出来るだけ良い、自分にあった抱っこ紐を見つけるこということは、 まさに抱っこ・寝ない赤ちゃんを育てるママの生命線。
自分に合った抱っこ紐を見つけるかどうかで、 子育てライフがどれくらい楽になるかが全然違ってくる
と言っても良いと思います。
今、とにかく私は言いたい。
子どもとママに合う抱っこ紐をゲットして下さい。
素手で抱っこしてたんじゃ、寝ない子育児は始まりません。素手で抱っこじゃ、何も出来ないに決まってるんです。 まず、そこから脱却してください。
抱っこ紐はお出かけ用のベビーグッズだという概念は捨てて下さい! ばんばん家の中で使っちゃいましょう!
高い抱っこひもが良い、という訳ではないと思います。自分と、そして赤ちゃんに合った抱っこひもを探すのが大切。
でもこれ、問題点が!
実際に使ってみるまで、「合うかどうか」分からないんですよねぇ。
おまけに、ママと赤ちゃんが慣れてくるまで時間がかかったりする場合、しばらく経ってみないと
「良いかどうかの答え」が出てこなかったりします。下手したら、今は相性ばっちりの抱っこ紐なのに、
3ヶ月後にはしっくりこなかったり。
反対に、買ったときは使い勝手が悪かったのに、数ヶ月後には「何これ、めっちゃいい!」なんて再発見したり。
そのため、実は私、結構持っているのです。抱っこひも。
確かに、赤ちゃんを抱っこするという”まったく同じ機能”を持った商品を、複数個購入するのは、結構ためらわれました。
もったいないかなぁって正直思いました。
ですが、思い直しました。
「ここが銭の使いどころや~」
と思い、何個か実際に買って、色々使ってみました。結果として、たくさん試して良かったと思います。
私は結局「スリングが一番自分に合っている」と思いました。
以下は私がスリングを購入して実際に使用したときのレビューです。
④ 添い乳フル活用
是非、添い乳をマスターしてください。
寝かしつけ。これ、重要ですし、ママの悩みどころですよね~。
私は、ようやく眠った我が子をベビーベッドに下ろす瞬間に、
「あぁ~~っ! いま、ここで、我が子を抱っこしているこの腕がぱっと消えたら~」
と、何度思ったことか。 だって、ベビーベッドに下ろして、自分の腕を赤ちゃんの体から抜くときに、いつも赤ちゃんを起こしてしまうんですよねぇ。
でね。『添い乳』がたまらなく楽だということに気付きました。
人によるのだとおもいますが、私はこれはとても良い結果を生みました。
いわゆる、ベビーもママもお布団にねっころがって、授乳するスタイルです。
なんというか、まさに”乳をやる”という感じですね。
添い乳、マスターすると、本当に楽です。なんと言ったって、自分も寝っ転がって休めるのですから。これは大きいです!
夜の授乳も、これでずいぶん楽になると思います。
以下は、添い乳のやり方と、寝かし付けに便利なグッズについて書いた記事です。
⑤お風呂(沐浴)を工夫
お風呂って、意外と大変。
寝ない子ちゃんはね。寝かしつけの直前には、お風呂に入らせない方がよいみたいです。
大人の感覚で行くと、夕飯を食べ、ちょこっとテレビでも見て、お風呂に入ってさっぱりして、で、寝る。といった感じですよね。
でも。あなたはこんな経験ないですか?
例えば、テスト勉強をずっとしていてすっごーーく眠かったのに、お風呂にはいったら さっぱりして、目が冴えた。
お風呂って、リラックス効果もありますが、やっぱりさっぱりしすぎて目がさえちゃうこともありますよね。
そうでなくても、赤ちゃんにとって、お風呂って結構『刺激たっぷり』の体験だと思うのです。
反面、「入浴は疲れる」という一面もあります。赤ちゃんによっては「入浴で疲れて、よく眠れる」タイプの子もいるかもしれません。
見極めてみてください。
沐浴をさせる前に、ベビーマッサージをするのも良いかもしれません。
確かに、寝ない子ちゃん、泣き虫ちゃんだと、ベッドやお布団に置いただけで泣いてしまうということも多々あるし、
ママも疲れて切っていてマッサージどころじゃないかもしれない。
でも、ほんの少しの「刺激」で泣き止むといったように、
赤ちゃんの五感への刺激は「睡眠・安眠」と密接につながっているような気がします。
お風呂上がり、ほんの少しの間でいいから、ベビーローションなどでベビーマッサージをしてみてはいかがでしょう。
マッサージの当番をパパに担当してもらってもいいかもしれません。
パパはなかなかベビーの肌を直接触ることなんてないですものね。
いつものママの手ではなく、大きなパパの手でマッサージしてもらうと、
またかなり違った刺激を与えることが出来るのではないかと思います。
3分で愛情たっぷり!
ベビーマッサージ: 動画付きでよくわかる!
⑥赤ちゃんの入眠・起床を工夫
昼と夜の区別をつけながらお世話をするのも効果的だと言われています。うちは…、どうだろう。余り関係無かったような気がしますが、 ご紹介しておきます。
- 決まった時間に起こす 夜になかなか寝ない赤ちゃんは、もちろん朝も起きるのが遅い。
- 朝、太陽の光を浴びる 朝、すぐに太陽の光を浴びるために、遮光カーテンではないほうが良いような気がします。
- 夜は早めに消灯 なかなか難しいんですけどね。
ママも、なかなか眠れない赤ちゃんに付き合ってるおかげで、できるなら、出来るだけおそく起きたいですよね。
でもそこは我慢。できるだけ「日中」に起きてもらいましょう。
お着替えをして、「メリハリ」を付けるのも良いですね。
寝かし付けを19時など早い時間から始めると、ママも本当に何も出来なくなってしまうから…。
ほどほどに…。
「21時になったから、部屋の明かりを一斉消灯!」ではなく、 19時、20時、21時、部屋の明かりを徐々に消して行くのも、すんなり眠りに誘うのに良いと言われています。
おくるみでぎゅっと体を巻くというのも効果があるようです。でもこれは子供によるのかな。
胎内音で赤ちゃんをリラックスさせるぬいぐるみです。こういうのもいいかもしれませんね。
⑦ 授乳時間をエンジョイしてしまえ!
一日のうちで、結構時間をとられるのが授乳時間。そして、抱っこちゃんが唯一静かになる時間。
この時間を楽しみましょう。
「早く寝てー」
と願うより、
「そのままでもいいよー。ママは好きなことしているからー」
こんな風に考えているほうが楽ですもの。
寝ない子ママは、自分のために時間を使えることは少ない。ならば、授乳時間をエンジョイしましょうよ!
なおっぺの<おすすめ授乳タイムエンジョイライフを紹介します。
- 授乳クッション まず、素敵な授乳クッションをゲットしましょう。
- 好きなDVDを見る 赤ちゃんが動くようになったら、まとまった時間なんてもっと取れません。 今のうちに、お好きな映画、見たかった映画を見ちゃいましょう。
- 好きな音楽を聞く これも、amazonから出ている「echo」がお勧め!うちも使っています。
- どこでも授乳できるように、授乳用ケープを購入 何も、家の中だけで授乳タイムをエンジョイというわけじゃありません。
- 夜の授乳のストレスを減らそう つらいのは夜間授乳。眠いし、冬はものすごく寒い。私は、授乳用の服を自作しました。 胸の部分だけ切り取っただけのとってもシンプル(というか、適当な…)な服。 そのレビューを以下に書いています。
- 授乳中に肌に磨きを掛ける 育児書によると、出産後というのはホルモンの関係で、とても肌が綺麗になるそうです。
これをママのおなかの上にセットして授乳。エンジョイタイムの準備完了。
赤ちゃんが安定して楽。赤ちゃんが大きくなれば、お座りさせたときの安定イス代わりに使用したりね。
授乳時にママが使用するのもOK。赤ちゃんがお座りできるようになれば、ここに座らせることも。
その場合、赤ちゃん用背もたれ部分が付いているのが特徴。他の授乳クッションだとあまり見かけないなぁと思います。
今は、amazonなどのパソコンで見放題のプランがあります。赤ちゃんが低月齢の時期だけでも、会員になってみてはいかが?
私、実は「育児中のママ」と「高齢のかた」こそ、音声で動くデジタルデバイスが必要だと思っているんです。
なぜなら、「手(入力)がふさがっている事が多いから」。
amazon prime会員に入っていたら、ほんと、お勧めなんです。
声だけで反応してすきな音楽を掛けてくれる。ほんと癒されます。 そうそう「赤ちゃんが眠れる音楽」なんていうのも聴けますよ!
ママだって、色々出かけたい。贅沢はできないけれど、おいしいケーキの一つも、カフェで食べたい。
でも、授乳のことを考えると…。授乳室もすくないし…。いつおっぱいほしがるか分からないし…。
そんな時のために、授乳ケープ。
これで、心置きなくお出かけ。授乳スペースがなくても平気です。
私も買いました。そのグッズのレビューもしています。
それにプラス効果を与えましょう。
育児中は、自分のことは二の次。 はじめは何も思わないのですが、しばらくするとあまりにほったらかしな自分の存在が悲しくなってきて、惨めな気持ちになることもあると思うのです。 ちょこちょこと、自分を大事にする時間を確保していくというのも大切だと感じます。
夜泣き対策用のアロマというモノもあります。
⑧ パパにヘルプを

赤ちゃんが寝ないというだけでも辛いと思うのですが、 実は、「その辛さを、一番協力して欲しい旦那が分かってくれてない」ということも、 育児のしんどさを、さらに辛くさせているっていうこと、ありませんか?
でも、ここでパパにヘルプを出さずして、いつ出す!
私を含め、女の人って、「言わないでも気付いてよ。分かってよ。率先してやってよ」ってところ、もしかして多くないですかね?(私だけかなぁ?)
諦めず、こつこつ、なるべく簡潔に、LINE等のコミュニケーションツールを使って、パパにヘルプを求めましょう
なにより、「パパが、わたしといっしょに頑張って子育てをしてくれている」と思うと、少し肩の荷が下りたような感じがして、 すごくリラックス出来るものです。
⑨ 頻回授乳でもいいじゃない!
寝ない子ママは、一日中ずっと授乳というママも少なくありません。
「これでいいの?」
そう不安に思っておられるママも多いのでは?
私は、ほぼ起きている間はおっぱいを与えていました。
今、長男次男大きくなっていますが、これといった問題は何もありません。
ママが(授乳の痛みなどに)我慢できるのであれば、全く問題無いのでは?と私は思っています。
以下は、私の頻回授乳に関する思いを書いた記事です。

