赤ちゃんは夜泣き。何故パパは鈍感。横で熟睡できるの!?

夜中。
夫婦ともにぐっすり眠りこけている。
でも、聞こえてくる「ふぇ…ふぇ~っ」という我が子の声。
放っておこうものなら、ガラス戸がビリビリ震えだしそうな大音量での夜泣きになることは目に見えている。

「またか~。はぁ~」

なんて呟きながら、ママは、がんばって温かいお布団から這い出してきます。

でも、はたと隣のお布団をみると、パパはぐっすり就寝中。
少しガチャガチャと音をだしてミルクを調乳してみたり、(ちょっと意地悪で) わざとお布団をばさっと音をだしてみたところで、全く起きてこない。
幸せそうに、悪く言えば呑気そうに、ぐっすり寝ている…なんてことをよく聞くのです。
みなさんのご家庭ではどうでしょうか?

なんか、不思議ですよね。
ママは、小さな赤ちゃんの「ふぇ…」というかすかな泣き声でも、なぜか気づいて目が覚めてしまうことが多いのに (そうじゃないと赤ちゃんの生命にかかわることがありますものね)、 パパは、あまりそういったことを聞かないような気がしていました。
例えば、日曜のお昼に、「ちょっとスーパーへ行ってくる間、赤ちゃんを見ておいて」 といって出かけていくママ。
そして、買い物を済ませて帰宅してみれば、ベビーベッドでギャン泣きの赤ちゃん。
そしてそのそばでグーグー昼寝をしている夫…という風にね。(まぁ、これはオーバーな例なのでしょうが…)

これを読んだんです。

この調査はイギリスで販売されている薬(感冒薬)「lemsip Max」がでの調査結果だそうです。
どうやって調べたのかというと、男女のボランティアに眠ってもらって、「EEG」と呼ばれる脳波測定機を利用し、 様々な「音」を聞かせた時におこる脳の活動状況を調べてみたそうなんです。
育児スタイルの違う日本人に即あてはまるかどうかは疑問ですが、 それにしても女性にとっての1位が、男性の10位にもはいらなかったというのはちょっと驚きですよね。
これもいわゆる「性差」なのでしょうか?

深い眠りを強制的にぶちきられるという「過酷な辛さ」を今まさに味わっている目の前で、 安らかに睡眠をとっているパパを見るのは、ちょっとモヤモヤするのは、よく分かります。
もちろん、そのモヤモヤの一方で、「パパが起きてきたところで、してもらうことは少ないし、一生懸命働いているパパはきちんと充分に寝てもらって体力回復してほしい!」と、ママは本気で思っている…というのも分かります。

人間ですもの。
やはり、悟りを開いたようなキレイな気持ちばかりでいられませんものね。

でも、上の調査結果をみると、なんとなく「あぁ、まぁ、仕方ないよね。うんうん」と思えてきませんか?
パパは、明日もお仕事がある身。
もしも、女性と同様に、赤ちゃんの泣き声でしょっちゅう目を覚ましてしまうようであれば、これは問題です。
うんうん。「泣き声では目を覚まさない」という体質で良かった良かった!
今ここで、体を壊してしまったら、赤ちゃんを含めた一家全員が路頭に迷ってしまうなんてこともあるんですものね。
ここは、調査結果も踏まえ、夜中に一人で頑張ってるママが沢山いることに思いを馳せ、どーんと構えてみるというのもいいんじゃないかしら…と思うのです。