子供の入院準備は何をすればいい?

子供の入院は突然です。
どういう準備をしておけばいいのでしょうか?
また、入院になった時、何をもっていけばいいのでしょうか?
それについて書いてみました。

目次

①ママと子供の入院セットを作ろう

子どもの入院は突然です。
夜、いきなり高熱が出る。
引きつけを起こす。予期せぬ怪我をする。
そんなとき、前もって準備をしておかないと、本当に大変です。
独り身の入院とは訳が違います。
入院道具を用意したくても、子どもを病院に残してママがあれこれしている時間はない…。
どうしよう…!
そんな困ったことになってしまう前に!
入院に備えて、ママと子どもの入院セットを作りましょう。
どこかのCMのコメントじゃないですが、なにも、入院準備をしたからって、入院するわけじゃないですものね…!
ほら、出産前につくった、入院セットみたいなものです。
でも、出産入院セットと、ママと子どもの入院セットでは、やはり用意する内容が全然違ってきます。

② 置き場所は誰でも分かるところに

入院セットは、わかりやすい場所に置いておきましょう。

入院セットを作っておいたとしても、それを家から持ってくるのはママとは限りません。
我が子と入院している場合、他の誰か(ダンナ、実母、義母など)に、入院セットを取りに行って貰うことがあると思います。
その時に、「入院セットがどこにあるかわからない!」状態ではダメですよね。
しかも、病院は携帯電話が使用禁止であることが多いです。
取りに行った誰かが、セットの置き場所が見つからなくて、ママと連絡を取りたくても携帯が通じない、なんて最悪な事態になることも…!

③ バッグは専用のモノを作ろう

一カ所に固めて置いておいたり、ダンボールやプラケースの箱に入れておくのはちょっとまって。
すぐに持って行けることが大事。なので、入院セット専用のバッグを作りましょう。

私はスポーツバッグです。 (ドラムバッグタイプ) 入れるものの量によって、バッグの大きさを変えることが出来て便利。 ここに、入院グッズが入っているとわかるように、ラベルを付けておきましょう。

タグ。ラミネートしました。

こんな感じのグッズが入っています。(タオルなど、写っていないものも多少あります)

④持って行くべき身の回りの品

夜寝るときに。
お子さんの入院に付きそうママは、その服装に悩むかたも多いと思います。
だいたい付き添いのママさん達は、昼間はジーンズとカットソーなどのラフな服装がおおかったかなぁ。
夜間は割とジャージ・もしくはスウェットのママが多かったと記憶しています。
夜になっても、病棟内で他人(付き添いのパパさんとか)に出会うことが多いです。
寝るときくらいリラックスした服装をしたいですが、寝るときも、あまりパジャマっぽくない方がいいかもしれません。

紙おむつの子は紙おむつを一日分用意。
子どものパジャマはワンサイズ大きめを準備して入れておく。入院グッズとして使わなければ、ちょうど着られるサイズになったころに、普段使いパジャマとしておうちで着ましょう。そして、また、1サイズ上のパジャマを入院グッズ用に準備。要するに、来年用の服を入院グッズ用にしようというわけです。 そうすれば無駄な服がでませんよね!

バスタオルをベッドシーツ代わりにすると便利。(嘔吐などでよく汚れます)
防水シーツを使うと便利。

常備品ですよね。 後から買っても良いですが、初めからあると便利。 ウエットティッシュは、軽い汚れ、子どもの手を拭いたりするのに重宝。(なかなかこまめに手洗い場に行くことが出来ないことがあるため) 

ゴミを入れるのに役立ちます。 鼻をかんだり、こぼしたものを拭いたり、結構ゴミがでるんですよね。少し体が元気になって折り紙やちょっとした工作なんてし出したらゴミだらけ!

S管をベッドの淵にひっかけ、そこにレジ袋を掛けます。 意外と便利なんですよー。

着た服など、汚れ物入れて、持って帰って貰ったりするのに使います。

ここに小銭入れ、ある程度の貴重品を入れて、常に持って歩き回ります。

一日分を用意。点滴をする場合、かなり尿の量が増える場合があります。

おねしょシーツ おねしょや、飲食物をこぼすことも。

冬など特に便利。子どもが起きあがっている場合にも、肩に掛けてあげたり出来ます。ママ自身にも使えます。


これ、意外と忘れがち。一日分は用意しておきましょう 院内のコンビニは夜には閉まってしまうことが多いです。そうすると生理用品を外に買いに行くのは大変ですものね。 特に、普段は布ナプキンを使っているママはちょっと注意。

お湯を注げるマグカップ(スープや、粉末みそ汁、インスタントコーヒーを飲むため)

上記の取り分け用のお皿
4つのお皿と、蓋に分けることが出来ます。キャンプ用品なのかな?

ママは何かと動かなくてはいけません。楽なサンダルがいいと思います。
歩ける子どもになると、いちいち「ちゃんとした」靴を履かせるのは大変。サンダルを一つ用意しておくと良いかも。子どもサンダルは、2サイズくらい大きいものを用意しておいて、もし入院グッズとして使わなければ、ちょうど良いサイズになったぐらいに、普段履きサンダルとして使用。そして、また2サイズほど大きめを入院グッズ用に…。

また、入院用の書類に印鑑がいることもありますのでお忘れ無く。

⑤細かいグッズもわすれずに

細々としたグッズをまとめて入れておきましょう。

これらの細かいグッズなどの置き場って、以外と困ります。入院を体験したことのあるかたならわかると思います。
今は、「病院のベッドの柵に付けられるバッグ」があります。両サイドにある「わっか」を柵に通すのです。
自宅にベビーベッドがあるかたは、ベビーベッドに付けるのもいいですね。

⑥ママの洗顔セットはこれを

こんなボックスに入れています。 まぁ、普通のスキンケアセットなどが入っています。

中でも役に立ったのがこれ。
病院には色んな菌がいます。手洗いはしょっちゅうしたい。ちいさな容器を買ってきて、液体石鹸を詰めました。 手を良く洗うので、肌が荒れます。

なかなかお風呂に入ることができません。これで清潔に。

⑦子供のおもちゃなど

体がしんどいと、子どもはいつも以上にぐずります。
ちいさなおもちゃを用意しておくと便利かも。
手先の器用なお子さんだと、折り紙の本があってもよいかと思います。
その際、その子の好きなキャラクターの折れる折り紙教本、かわいいお店やさんごっこが出来る折り紙教本など、折った後も、ママと一緒に遊べるものを作れる本があればいいですよね。

こういう折り紙で「ごっこ遊び」が出来るのが大変便利。場所も取らないしね。折った後も遊べるし、何より折り紙自体は安い!! 入院先の病院の売店でも売っている場合もありますしねー。

病院内では携帯は使えない場合も。万が一のときに備えてテレカが活躍。今時持っている人も少ないかも。前もって買っておかないと、結構困ります。 保険証のコピーもとりあえず入れておこう。 本物の保険証は、別の場所にきちんと保管してね。



入院時に必要なグッズをまとめてベッドサイドに掛けておけるアイテム。便利です。

以上で、なおっぺからのママと子どもの入院グッズ紹介は終わりです。参考になれば!