ママの辛い心。分かります
- 赤ちゃんは、どこで眠りたいのでしょう…?
- それは、あなたの腕の中です。
- 抱っこ、しちゃいましょうよ!
- 寝かせるの、諦めましょうよ!
- 一日中、母子密着生活しましょうよ!
このページでは、辛くてしかたない寝ない子ママの心が、少しでも和らぐ方法について書いてみました。

赤ちゃんは自然。超自然だと観念する
今まで私たちって、『人工』のものに囲まれて生きてきたと思うのです。
例えば…。
スイッチを入れれば、ちゃんとご飯が炊きあがる炊飯器。
コインを入れてボタンを押せば、ジュースが買える自販機。
おいしいパンも新鮮な野菜も売っているスーパーマーケット。
時刻表通りに電車が来る駅。
そういった、『人工』のものに囲まれてきたのです。
でもね。でも、赤ちゃんは違います。
本当に、純粋に、『自然』なんです。『自然そのもの』な存在なんです。
例えば、農業を営んでいるかたなどは、『自然』がどんなものなのか、少し分かっていただけると思います。
どれほど丹念に種をまき、精魂込めて土を耕し、せっせと水をやったとしても、
台風が来てしまって、根こそぎダメになってしまうなんていうこと、結構あることなんです。
でもそれは、仕方ないことなんです。
受け入れなきゃいけないことなんです。
それが『自然』なんです。
上手く言えないのですが、もう、赤ちゃんという存在は『自然そのもの』。
こちらが何とかしようと思っても、どうしようもない。
そんな存在だと、初めから認識してみても良いのではないでしょうか?

赤ちゃんの昼寝の間に『家事』をしてはいけない!
基本は、「赤ちゃんが寝ている間は、自分も寝る! もしくは、じーーっと動かず休む!」です。
ついつい、「赤ちゃんが寝た~。やったー!! この間にあれとこれとあれとして…」と考えてしまうんですよね。
わたしがそうでした…。
眠った赤ちゃんを抱っこしながら、部屋の隅っこで座っていると、あたりに散らかる洗濯物や、ゴミが目に入ってしまう。
「うーー。キタナイ。掃除したい」
そんな欲求をぎゅーーっと抑えてください。
ここで休んでおくと、後の時間の育児が格段に楽になります。
部屋が綺麗になるのと、気持ちが”綺麗”になるのと、どっちを選ぶか…という感じなのかもしれません。

何でもかんでもやってしまおう
じゃ、いつ部屋の片づけやるの?
いつご飯つくるの?
確かにそうなんですよね。じゃあ、と言うわけで!
なんでもかんでも、抱っこひもで抱っこして、やってのけましょう。
「なんにも好きなことが出来ない」のと、しんどくても「いろいろ出来る」ことでは、雲泥の差です。
わたしは、「出来ない出来ない~」と暗くなっていましたが、開き直って、抱っこひもを使って色んなことをしました。
掃除、洗濯、家事はもちろんのこと、お菓子だって焼きました。
確かに、重い赤ちゃんを抱っこひもで抱っこしての家事は大変です。
ずっと素手で抱っこして、ただ部屋をうろうろしているほうが、もしかしたら体力的には楽なのかもしれない。
でも、はるかに、
「抱っこしながらお掃除した部屋で、抱っこしたままで、ほうじ茶とおいしーーいクッキーを食べる」
ということの方が、私にとっては嬉しかったんです。
抱っこライフをエンジョイさせるためには、
良い抱っこひも・自分に合った抱っこひもを選ばなくては、ぜんぜーーーん意味ありません。
なおっぺが使っている「抱っこひも」のレビューはこちら。

周りの意見は追いておいて…
抱き癖がつく?
赤ちゃんは寝ないと育たない?
寝ないと脳が育たない?
おっぱい不足?
色んなことを周りから言われると、とても不安になりますよね。
でも、とりあえず深呼吸。
泣きまくっても、あんまり寝なくても、ちゃんと育ちます。きちんと大きくなります。
おむつ変えて、おっぱいもあげて、清潔なお洋服着せて、それでも泣くなら
もう抱っこしちゃえば良いと思うのです。
赤ちゃんは抱っこを要求しているのだと思うのです。
難しいこと抜きにして、 赤ちゃんはママのぬくもりを求め、ママはそれに応える。 それで良いじゃないですか。

抱っこは、ほんの数年
抱っこばっかりしてると、「これがいつまで続くの?」「もうこの状態から抜け出したい」ってすっごく思いますよね。
でも、我が子が自分に向かって
「抱っこしてくれ」
と要求するのって、ほんの数年です。男の子だったりして、クールな子だったりすると、へたすれば、3、4年。
たった、3、4年なんです。
ニキビ面になるころには、きっと、親のことなんて見向きもしなくなっていて、抱きしめることなんて、もうできっこないんですよね。
そうなってしまっては遅い(笑)

自分だけ…じゃない
寝ない子ママからよくいただくメッセージが「赤ちゃんがこんなに寝ない、泣き止まない、って全然しらなかった!」という言葉。
そうなんですよね。
世の中にあふれる育児本では、新生児の時期を「ねんねの時期」と説明することもあるくらい。
実際、赤ちゃんによっては、本当によく寝て手のかからない子もいますからねぇ。
ですので、産んだ我が子が「寝ないベビー」だった場合、 (特に、あまり「寝ない子の情報」を持っていない場合)本当に、育児がしんどいと思います。 そして、ついつい「わーーーーーっっ! 私だけだ。私だけがこんなにしんどいんだ!!! なんて不幸なんだろう…。何がいけないんだろう? 私は親失格なんだろうか?」 などと思い詰めてしまうことも多々あると思うのです。
とにかく、「あなただけじゃない」ということを知ってください。
きっとこのサイトを見て、感想掲示板や、助け合い掲示板を読まれたりすると、きっとわかっていただけると思います。
結構いるんです。
たまたま、寝ない子ベビーちゃんだった。しゃーないしゃーない。あきらめよう。
誤解を恐れずに言うとすれば、ほら、みな平等でうまれてきたはずですが、「ものすごい美人でうまれてきた人」もいる。
これはもちろん「見た目」の基準に限って言っているだけですが、やっぱり、そういう「差」がある。
とりあえず、「寝ない子って結構いるんだ」という認識を持ち、そして、諦める。それから、なんとか少しでも育児が楽になるような方法を手探りしていくのが良いのではないでしょうか?
